1970年代にPierre Giraudonが製作した作品の一つ「Light Bulb」
謎が多い芸術家兼、生物学者のPierre Giraudonは目立つことを好まず、素性があまり明かされていません。
分かっているのは、フランス人であり1940年頃からカナダの大学で生物学者として働き、その研究の一環で植物や昆虫などを樹脂の中に埋め込んだことから作品が誕生したと言われています。
フランスにもどった彼は、その経験をいかし芸術的な要素を取り込んだ独創的な作品を製作し始めます。
60~80sにかけて樹脂を使用したランプベースやオブジェなど芸術性の高い作品を製作し、彼の有名な作品の一つ「Light Bulb」もこの年代に誕生しています。
芸術性の高いPierre Giraudonの作品は段々と広まり人気を高めていきますが、生物学者として生きていた彼は芸術家と呼ばれることを好まず、表に出ることもあまりしなかったようです。
そんな彼の作品は今現在みても新鮮味を感じられるデザインで希少なコレクターアイテムとなっています。
この「Light Bulb」は樹脂の中に発光体が入った電球型の模型を組み込み、まるで浮いているかのように錯覚する作品。
発光体は日光や光を当てることで、長くはないですが暗闇の中で柔らかな青色に光り、美しく不思議な雰囲気が漂います。
また、見る角度により中の発光体の形状が違って見えるデザインも非常にユニークで様々な角度から覗きたくなってしまいます。
シンプルなデザインですが、生物学者ならではの着想と作りは他にはない特別なアートピースです。
ブランド名 | - |
商品名 | Pierre Giraudon Light Bulb(Blue) |
サイズ | W78×H110×D78(mm) |
素材 | 樹脂 |
ギフトラッピング | 対応いたします |
備 考 | ヴィンテージ品のため、 経年による汚れや傷があります。 また、内部の汚れや構造上、強く振るとカラカラと音が鳴ります。 使用に問題はありませんが、予めご了承ください。 |